定年後も現役で活躍!シニア世代に人気の「技能講習の講師」になる方法

仕事

1. 技能講習の講師とは?仕事内容と求められる役割を解説

技能講習の講師とは、法律で義務付けられている各種「技能講習」や「特別教育」において、受講者に対して専門的な知識と技術を教える役割を担う専門職です。主に、建設業や製造業などで働く人々が、業務上必要な資格を取得する際に指導を行います。

■ 主な講習内容と種類

技能講習の講師が担当する内容は多岐にわたります。たとえば、以下のような講習があります:

フォークリフト運転技能講習
高所作業車運転技能講習
小型移動式クレーン運転技能講習
ガス溶接技能講習
安全衛生責任者教育
職長、安全衛生責任者教育
介護職員初任者研修(福祉系) など

これらの講習は、厚生労働省の指針や労働安全衛生法に基づき、講義(学科)と実技の両方が義務付けられています。つまり、講師は受講者が安全かつ正確に作業を行えるよう、理論だけでなく現場感覚も踏まえて教える必要があります。


■ 具体的な仕事内容

講師の主な業務は以下の通りです。

業務内容説明
座学の講義法令、安全規則、機械構造などについてスライドや教材を用いて解説します。
実技指導実際に機械を操作する方法や、安全確認の手順などを実演・指導します。
試験監督・評価講習の最後には学科・実技試験が行われ、合否の判定も講師が担当します。
教材作成・更新自ら教材を作成したり、最新の法改正に合わせて内容をアップデートすることもあります。

これらの業務には「教えるスキル」だけでなく、「受講者の理解度を見極める観察力」や「正確に評価する公平性」なども求められます。


■ 求められるスキル・人物像

講師に求められるのは、次のような資質です。

現場経験に基づいた実践的な知識
わかりやすく説明する力(言語化力・構成力)
受講者の反応に応じた柔軟な対応力
安全意識の高さと責任感

特にシニア世代は、長年の業務経験から現場特有の“勘所”を持っているケースが多く、「テキストには載っていないリアルな話が聞けて参考になった」と受講者から高く評価されることも少なくありません。


2. なぜ今、シニア世代に技能講習の講師が人気なのか

かつては「定年=引退」とされていた時代もありましたが、近年では「定年後も働きたい」「社会に関わり続けたい」と考えるシニア世代が急増しています。そうした中、技能講習の講師という仕事が注目を集めている背景には、いくつもの理由があります。

■ 理由①:現場経験が“価値”として評価される

技能講習の多くは、受講者が実務に就く前提で行われるものです。そのため、テキストに書かれていることを読むだけではなく、「実際に現場ではどう動くか」「どんなミスが多いか」「どうすれば事故を防げるか」など、リアルな経験談が受講者の理解に直結します。

こうした“現場の生きた知識”を教えられるのが、長年の実務経験を積んできたシニア講師の大きな強みです。定年退職後でも、その経験は色あせることなく、むしろ教育現場で高く評価されるのです。


■ 理由②:体力的に無理なく続けられる働き方

講師の仕事は、建設や製造といったハードな現場作業とは異なり、座学や限られた時間の実技指導が中心です。勤務も週1~2回程度のスポット勤務が可能なため、自分の体力やライフスタイルに合わせて働けるのが魅力です。

また、年齢的な制限も比較的少なく、「70代でも現役講師」として活躍する方も多く存在します。実際、国土交通省や労働局に登録された教習機関では、シニア講師の登用が年々増加しています(※統計元:厚生労働省技能講習関係資料 2023年)。


■ 理由③:社会とのつながりを保てる

退職後、「時間ができたけれど、なんとなく孤独感を覚える」「誰とも話さない日が増えた」と感じる方は少なくありません。技能講習の講師として働くことで、若年層や現役世代との交流が生まれ、孤立を防ぐことができます。

教えることで「ありがとう」「わかりやすかった」という言葉を直接もらえる機会もあり、「自分の存在が役立っている」と実感できることが、精神的な充実感や生きがいにつながります。


■ 理由④:収入とやりがいが両立できる

技能講習の講師は、1回ごとの報酬が比較的高めに設定されているため、短時間でしっかり収入が得られる副業としても人気です。

しかも、単なる「お金のため」だけでなく、受講者の成長に関わるやりがいや、知識の継承といった“社会的意義”も感じられるため、働くこと自体に意味があると実感できるのです。


こうした理由から、技能講習の講師は「シニア世代だからこそ適している仕事」として、再就職市場で注目を集めているのです。


3. 資格や経験が活きる!講師になれる主な講習分野とは?

技能講習の講師として活躍できる分野は非常に幅広く、過去の職歴や保有資格によって、多様な選択肢が用意されています。特にシニア世代においては、“経験”がそのまま採用基準になる分野が多いため、定年後の仕事として非常に適しています。

以下では、主な分野と求められる資格・経験を具体的に紹介します。


■ ① 建設・運輸機械分野|現場経験者に最もニーズが高い

この分野は特に需要が高く、長年建設会社や運送業で勤務していた方におすすめです。

対象講習主な資格求められる経験
フォークリフト運転技能講習フォークリフト運転資格操作経験3年以上が理想
小型移動式クレーン講習クレーン・デリック運転士現場での運転・玉掛け作業経験
車両系建設機械(整地・運搬など)該当機械の運転資格建設現場での実務経験

※受講者は新入社員や中途社員が中心で、安全意識を教える重要な役割を担います。


■ ② 危険物・電気・ガス分野|専門知識を活かした講義が可能

工場勤務やプラント経験、電気設備工事に従事していた方におすすめの分野です。

対象講習主な資格求められる経験
危険物取扱者講習危険物取扱者(甲・乙種)取扱現場での管理・保管経験
高圧電気取扱者教育電気主任技術者など電気設備の保守・管理経験
ガス溶接技能講習ガス溶接作業主任者配管や金属加工などの実務経験

座学中心で身体的負担が少ないため、70代でも十分活躍できる分野です。


■ ③ 安全衛生・労務教育分野|マネジメント経験が活きる

職長、安全衛生責任者、現場の管理職として働いていた方に最適です。

対象講習主な資格求められる経験
安全衛生責任者教育労働安全衛生法の知識安全管理の実務経験
職長・安全衛生教育現場リーダー経験作業指示、安全指導の経験

この分野は、現場だけでなく人をまとめた経験が重視されるため、マネジメント層だった方にとって特に有利です。


■ ④ 福祉・介護分野|介護経験者や女性に人気

介護職やヘルパーとして長年働いてきた方は、高齢者向け福祉研修や実技講習の講師として力を発揮できます。

対象講習主な資格求められる経験
介護職員初任者研修初任者研修修了、介護福祉士など施設や在宅介護での実務経験
移動・移乗介助指導特になし(経験重視)ベッド移動、車椅子介助など

受講者には主婦層や未経験者も多いため、思いやりと丁寧な指導が求められます。女性講師の活躍も増えている分野です。


■ ⑤ その他:独自の資格や業界経験が活かせるケースも

・消防設備士 → 消防設備点検に関する講習
・ドローン操縦士 → ドローン教習所での指導
・環境測定技術者 → 作業環境測定や化学物質リスクアセスメント教育

など、近年は多様な技能が講習分野として成り立っており、“ニッチな専門性”が逆に強みになることもあります。


■ 自分の経験をどう活かすか?

「現場経験しかないから無理では?」と不安に思う方もいますが、実際はその“現場経験”こそが最大の武器です。面接では資格よりも「どんな業務をどれだけの期間、どのように行ってきたか」が重視される傾向があります。


シニア世代だからこそ積み重ねてきた知識と実績は、若手の育成現場にとって非常に価値があります。自分の経験を社会に還元できるこの仕事は、まさに“第二の人生”の新たなステージです。


4. どうすれば講師になれる?応募方法と必要な準備

技能講習の講師になるために、特別な学校に通う必要はありません。必要なのは、これまでに培った経験・資格・指導への意欲です。シニア世代の採用も増加しており、やる気と準備次第で、70代からでも講師デビューは可能です。

ここでは、実際の応募方法や事前に整えておくべき準備について詳しく紹介します。


■ 講師になるための主なルートは3つ

① 教習機関や講習団体の求人に応募する

もっとも一般的なルートです。以下のような機関・団体が、講師を随時募集しています。

・建設業の教育センター、労働災害防止団体(例:建災防、陸災防など)
・労働局登録の教習機関(民間委託の安全教育センター)
・職業訓練校、公共職業能力開発施設
・民間資格講習企業(フォークリフト講習やガス溶接など)

これらの団体は、Indeed、シニア求人サイト、ハローワークなどでも求人を出していることがあります。「講師募集」「講習指導員」「技能教育講師」などのキーワードで検索すると見つけやすいです。


② 元職場や関係企業からの紹介・依頼を受ける

定年まで在籍していた企業や取引先企業から、教育部門への協力依頼が来るケースもあります。

たとえば:

・建設会社の安全大会で講話を依頼される
・元勤務先が新入社員研修に講師として呼ぶ
・下請け会社が社員研修に外部講師を探している

信頼関係が構築されていることが前提となるため、「あの人に教えてもらいたい」と思われる人材であることが何よりの強みです。


③ シニア人材紹介サービス・再就職支援を活用する

以下のようなサービスや機関を利用することで、講師案件とマッチングできる場合があります。

・シルバー人材センター(自治体運営、シニア専門の軽作業や講師案件あり)
・地域ジョブカフェやハローワーク(中高年向けコーナーあり)
・民間のシニア専門求人サイト(例:キャリア65など)

講師経験がなくても、「実務経験×資格」で十分勝負できます。


■ 講師として応募するために準備しておくべきもの

採用の際に、特に見られるのが以下の3点です。

項目内容備考
資格証明書技能講習の対象となる資格コピーで提出することが多い
職務経歴書実務経験と具体的な仕事内容の記載が重要講師経験があれば明記する
教える意欲と人柄面接で確認されるポイント教え方より「誠実さ」「丁寧さ」が重視される

また、講義内容の「予習」も必要です。特に未経験者は、あらかじめ指定されたテキストや資料に目を通しておくと安心です。


■ 資格や経験が足りない場合はどうする?

たとえば、

・資格を失効している
・実務経験が曖昧で証明しづらい
・指導経験がない

というケースでも、補助講師(アシスタント)から始めることが可能な場合があります。また、講習会の進行補助や受講者のサポート係などからスタートし、講師見習いとして経験を積む道もあります。

さらに、民間資格の講師であれば、資格保有+意欲があればすぐに登壇できるケースもあります(例:福祉用具取扱、応急手当普及員など)。


■ 一歩踏み出すために大切なこと

講師業は、最初の一歩が少し勇気のいる仕事です。「教えたことがない」「不安だ」という方も多いですが、実際に始めてみると「話すのが楽しい」「役に立っている実感がある」という声が多く聞かれます。

「講師募集」の文字を見かけたら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。


このように、技能講習の講師は“準備すれば誰でも目指せる”職種です。特にシニア世代にとっては、知識・経験・時間を有効に活かせる理想的な働き方の一つといえるでしょう。


5. 講師として働くメリットとは?収入・やりがい・健康面の効果

技能講習の講師という仕事は、ただの「シニア向けアルバイト」とは一線を画す存在です。収入の安定だけでなく、人生後半の“生きがい”や“自己実現”につながる多くのメリットが存在します。ここでは、シニア世代が講師業を選ぶ理由となる「3つの大きな効果」に焦点を当てて解説します。


■ ① 収入の安定|年金にプラスできる副収入として魅力

技能講習の講師は、1日単位・1コマ単位で報酬が支払われることが多く、相場としては以下の通りです。

勤務形態報酬相場備考
半日講義(3〜4時間)8,000円〜15,000円程度分野や地域により差あり
終日講義(6〜8時間)15,000円〜30,000円程度高所作業など実技系は高単価傾向

週に1〜2回の登壇でも、月に5万〜10万円の収入を得ることができ、年金だけでは不安な生活費を補う副収入源としては十分な水準です。
しかも、定期的な出社義務があるわけではないため、自分のライフスタイルに合わせて働けるのも大きな魅力です。


■ ② やりがいと社会的意義|“経験を伝える仕事”という喜び

講師業は「人に教える」という行為を通じて、他者に影響を与える仕事です。自分の知識や経験が誰かの役に立ち、受講者から直接「分かりやすかった」「ありがとう」と感謝の言葉をもらえることも多々あります。

特にシニア世代にとっては、「もう自分にできることはないのでは…」という不安を払拭する大きな機会にもなります。
つまり、“自分の価値を再確認できる”場でもあり、自己肯定感や満足感が得られやすい仕事なのです。

さらに、技能講習は産業の安全や社会基盤を支える重要な役割を担っているため、講師自身が「社会の一員として貢献している」という実感を持てる点も大きなポイントです。


■ ③ 健康維持と生活リズムの安定|心と体が前向きになる働き方

定年後に「時間はあるけれど、何もすることがない」と感じる方は少なくありません。
しかし、講師として定期的に講義の予定が入ると、生活にリズムが生まれます。準備や通勤がちょうど良い運動にもなり、適度な緊張感が脳と体を活性化させる効果もあります。

また、講義の中で人と関わることが、うつ症状や孤立感の予防にもつながるといわれています。
事実、厚生労働省の調査(※「高齢者の就労と健康に関する調査研究事業」2022年度)でも、就労している高齢者の方が「抑うつ傾向が少ない」「日常生活に満足している」割合が高いという結果が出ています。


■ トータルで見ると「収入+やりがい+健康」が揃った理想の仕事

シニア向けの仕事にはさまざまな選択肢がありますが、技能講習の講師は、収入・やりがい・健康の3つをバランスよく手に入れられる数少ない働き方です。

時間の制約も少なく、自分の強みを活かしながら、他人の成長を支援できる。しかも社会貢献という誇りも得られる──
まさに、“働きながら豊かに歳を重ねたい”という想いに応える仕事といえるでしょう。


6. 無理なく長く続けるためのコツと注意点

技能講習の講師は、70代でも無理なく続けられる仕事のひとつですが、長く続けていくためにはいくつかの“工夫”と“気をつけたいポイント”があります。特に体力・健康・学習面への配慮は、シニア世代にとって重要なカギになります。

ここでは、技能講師として“生涯現役”を実現するためのヒントをご紹介します。


■ コツ①:働く頻度は「週1〜2回」からスタート

初めからフル稼働しようとすると、体力的にも精神的にも負担になりがちです。
講師の仕事は準備や移動にもエネルギーが必要ですので、最初は週1〜2回、半日程度の講義から始めるのがベストです。

また、業務委託やスポット勤務であれば、「今月は控えめに」「次月は多めに」など調整も可能。自分の体調や予定に合わせて柔軟に働ける点も、長続きするポイントです。


■ コツ②:体力に見合った講習内容を選ぶ

技能講習には、実技が多いもの(例:フォークリフトや高所作業車)と、座学中心のもの(例:安全衛生責任者教育)があります。

たとえば:

・足腰に不安があるなら→座学メインの「安全衛生教育」や「職長教育」
・実技もやりたいが補助的に→「補助講師」から始めるのも有効

無理をせず、“自分の得意と体力のバランスが取れる分野”を選ぶことが、継続には不可欠です。


■ コツ③:準備と復習で“教える自信”をつける

講師という仕事には、「人に伝える力」と「最新の知識」が求められます。講義当日の準備だけでなく、日ごろから以下のような習慣を持つと、安心して講義に臨めます。

・最新の法令改正、安全基準のチェック(労働局、厚労省サイトなど)
・受講者の声や評価を振り返る(アンケート結果など)
・講義資料、スライドの改善やアップデート

特に技能講習は“年に1回程度の法改正”があるため、講師としての信頼を保つためにも定期的な情報更新は必須です。


■ コツ④:健康管理を習慣化する

どんな仕事も「健康あってこそ」です。
とくに講師業は、人前に立つ・声を出す・集中して話すという負荷がかかるため、以下のような健康習慣が効果的です。

習慣効果
朝の軽い運動(散歩・体操)体調管理・講義前のコンディション調整
水分補給・のどケア声のかすれや疲れ防止
睡眠・栄養管理集中力・持続力の維持

特に「のどのケア」は見落とされがちですが、加齢とともに声が出にくくなる傾向があるため、飴やうがいなどを習慣化すると効果的です。


■ 注意点:無理に引き受けすぎない

講師経験を積んでくると「この人に頼みたい」と案件が増えることもありますが、自分のペースを守ることが最優先です。

「断るのが申し訳ない」と思って引き受けすぎると、体調を崩したり、準備が間に合わなくなったりする原因に。信頼を築くためにも、常に“無理のないスケジュール”を意識することが大切です。


■ 人間関係のコツもひとつだけ

技能講習の現場には、若い職員や他の講師、事務局スタッフなど、さまざまな世代が関わります。
年齢や立場にとらわれず、“学ぶ姿勢”を忘れずに接することが、良好な関係を築く秘訣です。

「シニアだから教える側」「若いから受ける側」という一方通行ではなく、お互いに学び合う気持ちがあれば、講師としてもより成長できます。


技能講師は、知識と経験さえあれば年齢に関係なく活躍できる“持続可能な仕事”です。
でもそのためには、「無理せず続けるための工夫」こそが成功のカギになります。

ご自身のペースで、末長く社会に貢献していける働き方を目指していきましょう。


7. まとめ|技能講習の講師で“生涯現役”を叶えよう

定年退職後、「もう一度働きたいけれど、年齢的に無理だろうか」「何を仕事にすればいいのか分からない」と悩むシニアの方は少なくありません。
しかし、そんな中で注目されているのが、これまでの経験と資格を活かせる『技能講習の講師』という働き方です。


■ 技能講師は“シニアだからこそ価値がある”仕事

技能講習の現場で求められているのは、机上の知識だけではありません。
実際に現場で苦労した経験、失敗から学んだこと、若い頃に教えてもらった安全意識――そうした「実体験に裏打ちされた言葉」が、今の受講者にとって何よりも貴重な学びになります。

あなたが何十年と積み重ねてきたキャリアは、「もう終わったもの」ではなく、「これから伝えるべき財産」なのです。


■ 無理なく、自分のペースで社会とつながれる

技能講師の働き方は、フルタイム勤務ではなく、週に1〜2回から始められる柔軟なスタイルが一般的です。
体力に合わせて座学中心の分野を選べば、70代以降でも長く続けることが可能ですし、ライフスタイルを崩さずに仕事と健康を両立できます。

何より、人と関わり、ありがとうと言われる日常があることは、退職後の生活に「張り合い」や「社会との接点」をもたらしてくれます。


■ 収入・やりがい・健康の“好循環”を生む働き方

講師の仕事には、報酬があります。副収入として家計の支えになるのはもちろん、自分の力で稼げる実感が自信につながり、生活全体にハリが出てきます。

また、講義の準備や受講者とのやりとりが脳の活性化にもつながり、健康寿命の延伸という面でも非常にプラスになります。まさに、「働くこと」がそのまま健康と生きがいにつながる好循環です。


■ 一歩踏み出すことが“第二の人生”の始まり

「講師なんて自分には無理かも…」
そう思っている方ほど、意外にもすぐに活躍できる場が見つかるのがこの仕事です。
なぜなら、求められているのは“完璧な講義”ではなく、“経験者としてのリアルな言葉”だからです。

60代・70代でスタートして、現在も現役で活躍している講師の方はたくさんいます。まずは一歩、情報を集めてみることが、新しいキャリアの第一歩になります。


■ 技能講習の講師は「生涯現役」を実現する最前線の働き方

「定年後も社会の一員として活躍したい」
「人の役に立つ喜びを、もう一度味わいたい」
そんな想いを持つすべてのシニア世代にとって、技能講習の講師は最適なフィールドです。

人生100年時代。働くことが、人生をより豊かにしてくれる――
その実感を得たいなら、ぜひ「技能講師」という選択肢を視野に入れてみてください。

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