介護・警備・ITも!職種別おすすめ求人サイトまとめ|採用成功事例付き

【企業向け】シニア採用

1. なぜ「職種別」で求人サイトを選ぶべきなのか?

企業が求人サイトを選ぶ際、「掲載料の安さ」や「知名度」で判断していませんか?確かにそれらも大切な要素ですが、本当に採用成果につながるかどうかは「職種との相性」で決まると言っても過言ではありません。

たとえば、介護職の採用では「人材が定着するか」「無資格者でも応募できるか」などが重要視されます。一方、ITエンジニアでは「スキルマッチングの精度」や「プロジェクト単位での人材確保」など、まったく違う基準が求められます。

また、求人サイトによっても掲載される応募者層は異なります。

介護職に強い媒体: 無資格OKやシニア層の集客力が強い
警備職に強い媒体: 60代~70代男性の登録者が多い
IT職に強い媒体: スキル・経験でフィルタリング可能なUIを持つ

こうした違いを無視して“なんとなく”で求人サイトを使ってしまうと、採用にかけた時間とお金が無駄になりやすいのです。


2. 【介護職】採用に強いおすすめ求人サイト

介護業界では、他業種に比べて採用の難易度が高く、「応募数の少なさ」や「早期離職の多さ」に悩まされる企業が多数存在します。特に中小規模の介護事業者にとっては、求人サイトの選び方ひとつで採用成果が大きく変わることも珍しくありません。

成功のカギを握るのは、以下のようなポイントに強い求人サイトを選ぶことです。

介護職採用における注目ポイント

・無資格者や主婦層、シニア層に訴求できる求人媒体であること
・地域密着型で応募導線が充実していること
・介護職に特化し、職種の絞り込みがしやすいこと

これらを満たす代表的な求人サイトを3つご紹介します。


① e介護転職

特徴: 介護・福祉専門サイトとして老舗の部類に入り、全国の求人が豊富。
強み: 職種・雇用形態・資格の有無などで細かく検索可能。UIが見やすく応募率が高い。
向いている企業: 地方で働きたい有資格者をターゲットにしている施設。


② 介護求人ナビ

特徴: 利用者数が非常に多く、月間利用者数は400万人超(※公式発表)。
強み: 派遣・パート・紹介予定派遣など多様な働き方に対応。動画掲載や職場写真による訴求も可能。
向いている企業: 採用ブランディングを強化したい中規模以上の法人。


③ カイゴジョブ

特徴: 介護職に特化した求職者データベースが強み。求人件数も業界トップクラス。
強み: 「LINE応募」「シニア層向け求人特集」など、最新トレンドに対応した機能が豊富。
向いている企業: 首都圏・都市部で経験者採用を狙う企業。


▼成功事例:シニア層ターゲットで応募が2倍に

兵庫県内の介護施設では、60代歓迎・週3勤務・送迎業務メインの条件で「e介護転職」に掲載。年金受給者に向けたアピールを強化したところ、掲載開始1週間で4件の応募があり、うち2名が実際に採用につながったという成果が得られました。


3. 【警備職】即戦力人材が見つかる求人サイトとは?

警備業界は、60代・70代の雇用が盛んな数少ない業界の一つです。特に夜勤や施設常駐の案件では、「年金受給後も働きたい」という層との親和性が高く、シニア人材の採用成功率が非常に高い分野と言えます。

しかし、応募者層の年齢や生活スタイルを理解して媒体を選ばないと、「応募がこない」「若年層しか反応しない」といった失敗に直結します。

ここでは、警備職に特化した採用で実績のある3つの求人サイトをご紹介します。


① ケイサーチ!

特徴: 警備業界に特化した専門求人サイト。交通誘導・施設警備・イベント警備など幅広い業務をカバー。
強み: 給与条件や資格要件、シフト希望などの詳細を反映しやすい検索設計。資格手当や法定研修の明記も可能。
向いている企業: 常時複数拠点で警備員を募集している中堅~大手の警備会社。


② セキュリティワーク

特徴: 警備職専門の人材紹介・求人情報プラットフォーム。
強み: 「20代〜70代まで幅広い層」の求職者データベースを保有。経験・年齢別のスカウト機能がある。
向いている企業: 特殊警備(空港・重要施設など)や経験者採用を強化したい企業。


③ ケイビーンズ

・特徴: 警備業界を中心に、建設・運送・清掃といった現場系職種に強い求人サイト。中高年・未経験歓迎の案件も豊富。
・強み: 「60代歓迎」「資格不問」などの条件で求人を探せるため、高齢の求職者にもマッチしやすい構成。
・向いている企業: 警備員・清掃員・設備管理スタッフなど、中高年層の採用に注力したい企業。


▼成功事例:定年退職後の再就職先を「ケイビーンズ」で確保

あるマンション管理会社では、夜間常駐警備の人材を「ケイビーンズ」に掲載。掲載後1週間以内に60代男性2名の応募があり、1名を採用。シニア層に届きやすい導線が奏功した好事例です。


4. 【建設・製造業】技能職採用におすすめのサイト

建設業・製造業は、熟練の技術や現場経験が重要視される業界です。特に施工管理や職人系のポジションでは、若手の採用が難航しがちで、高齢の経験者の採用ニーズが高まっているのが現状です。

しかし、一般的な総合求人サイトでは応募が集まりにくく、業界特化型の求人サイトを選ぶことが採用成功のカギとなります。ここでは、建設・製造系技能職の採用に強い3つのサイトをご紹介します。


① 助太刀

特徴: 建設業界に特化したマッチングアプリ型求人サイト。職人・協力業者の募集に対応。
強み: スマホ1つで即応募・即チャット可能。電気・内装・塗装・設備など幅広い職種に対応。
向いている企業: 急な現場増加や職人の空き日程に対応したい工務店やリフォーム会社。


② GATEN職

特徴: とび職・配管工・解体工など、ガテン系の現場職に特化した求人サイト。
強み: 応募者層は20~60代まで幅広く、未経験者にも訴求できる求人作成テンプレートが好評。
向いている企業: 中小建設業・協力業者を定期的に募集している企業。


③ 建設転職ナビ

特徴: 建設技術者(施工管理、設計、CADオペなど)に特化した中途採用向けサイト。
強み: 経験者や有資格者(1級施工管理技士など)に直接アプローチ可能なスカウト機能あり。
向いている企業: 即戦力の技術者を中途で採用したいゼネコン・サブコン。


▼成功事例:内装業の中小企業が「助太刀」で職人採用に成功

名古屋市の内装業者では、繁忙期の短期現場対応のため「助太刀」に職人募集を掲載。掲載から1日で3名とマッチングし、うち1名(68歳のベテラン職人)が即日現場入り。スマホ完結のスムーズな対応が成功の決め手になりました。


5. 【IT・エンジニア職】専門スキル人材に特化した求人サイト

IT・エンジニア職の採用においては、「技術スキルの適合度」「開発スタイルへの理解」「年齢よりも実務経験を重視」といった独特の採用視点が求められます。
さらに、最近では40代・50代、シニアエンジニアの再就職・副業ニーズも増加しており、企業側にも柔軟な採用戦略が必要です。

ここでは、即戦力IT人材の採用に強い3つの求人サイトをご紹介します。


① Green

特徴: IT・Web業界に特化したスカウト型求人サイト。スタートアップから大手まで広く掲載。
強み: カジュアル面談文化が浸透しており、応募前のミスマッチを防げる。職種別検索も高機能。
向いている企業: 自社開発系や急成長中のIT企業、フルスタック・経験重視で採用したい企業。


② ワークポート

特徴: IT・Web・ゲーム業界を中心に、業界未経験~経験者まで幅広く対応。
強み: 専任コンシェルジュ制により、企業と人材のマッチング制度が高い。無料掲載も可能なキャンペーンあり。
向いている企業: まずはコストを抑えて始めたい中小企業や、複数職種で人材を探したい企業。


③ ギークリー

特徴: IT・Web業界に特化した人材紹介サービス。中堅~即戦力のエンジニア人材に強み。
強み: 登録者のスキル詳細(言語、ツール、プロジェクト経験など)に基づいた高精度マッチング。早期内定率が高い。
向いている企業: 短期集中で採用したい中堅IT企業や、プロダクト完成度を高めたいスタートアップ。


▼成功事例:40代エンジニアを「Green」で自社採用に成功

あるSaaS系企業では、開発責任者ポジションを「Green」で募集。応募から1週間以内に40代のエンジニアと面談し、マネジメントと実装を両立できるスキルが評価され即採用。フレキシブルな面談導線と求人の柔らかい表現が決め手となりました。


6. 採用成功のために|求人媒体を使い分ける3つのポイント

ここまで職種別に求人サイトをご紹介してきましたが、最も重要なのは「自社の採用目的に合った媒体を、適切に選び、使い分けること」です。
とくに中小企業や地方企業の場合、限られた予算の中で成果を最大化するために、以下の3つの視点を持って媒体選定を行うことがポイントです。


① 応募者層とのマッチ度を重視する

「とりあえず有名だから」「他社も使っているから」という理由で求人媒体を選ぶと、ミスマッチが起こりやすくなります。
たとえば、IT人材はスキル特化型サイト、シニア層を狙うならシニア歓迎サイト、技能職なら業界特化型サイトといったように、“応募者の属性”と自社ニーズの一致度を最優先に選定しましょう。


② 媒体ごとの「掲載形式」と「導線の強さ」を見極める

・スカウト型(Green、ギークリーなど)
・応募型(カイゴジョブ、GATEN職など)
・マッチングアプリ型(助太刀など)

それぞれ媒体によって応募導線や掲載方法が異なります
スカウト型は時間をかけて狙い撃ちできる一方、応募型は“来るのを待つ”スタイル。自社に人的リソースがあるかどうか、どの職種にどの型が向いているかを検討しましょう。


③ 掲載コストと成果報酬のバランスを考える

求人サイトには「無料掲載型」「掲載課金型」「成果報酬型」「人材紹介型」があります。
たとえば、警備や介護では無料でも十分な応募が来るケースがある一方、建設・ITのような専門職では有料媒体のほうが早く質の高い人材を確保できることも。
1名採用あたりのコストがいくらかかるかを試算し、ROI(投資対効果)を意識した設計が重要です。


▼成功事例:職種ごとに媒体を使い分け、採用単価を30%削減

埼玉県の中堅企業では、警備職には「ケイサーチ!」、介護職には「カイゴジョブ」、ITには「Green」をそれぞれ併用。結果、3職種で採用単価を月平均約30%削減でき、採用効率とコストバランスの最適化に成功しました。


まとめ|職種に合った求人サイト選びが、採用成功への近道

中小企業の採用活動において、「応募が来ない」「人が定着しない」「若手が採れない」といった悩みは非常に多く見られます。これらの課題の多くは、実は求人サイトの選び方と使い方に起因しているケースが少なくありません。

今回ご紹介したように、介護・警備・建設・ITといった専門性の高い職種では、それぞれに最適な媒体が存在します。たとえば、介護職ならシニア層や未経験者に強い「e介護転職」、建設職なら職人をリアルタイムで探せる「助太刀」、IT職ならスキルマッチング重視の「Green」など、媒体の特性を理解し、自社の求人内容とマッチさせることが極めて重要です。

さらに、求職者側の視点に立ってみると、「見つけやすさ」「応募のしやすさ」「仕事内容の明確さ」なども大きな判断基準となります。年齢や職歴によって使う求人サイトが異なることも珍しくなく、これを理解していないと、そもそもターゲットに情報が届かないということも起こり得ます。

求人掲載にかけるコストと、実際に採用できる確率(=採用単価)を冷静に見極め、採用ターゲットごとに求人媒体を戦略的に使い分けることで、少ない予算でも最大限の効果が期待できます。

また、近年では高齢者や定年退職後の人材を再雇用する動きも増えており、シニア人材の活用が“人手不足の解消”だけでなく、“職場の安定化”“若手育成”といった副次的な効果にもつながっています。


▼最終ポイント

・職種別の求人媒体を使い分けることで、採用成功率と定着率がアップ
・自社の課題に合った人材に、的確にリーチできる
・シニア層の採用は、経験・信頼・柔軟な働き方において企業の大きな戦力となる


求人サイトは「なんとなく」で選ぶものではなく、採用戦略の要です。
貴社の採用課題を見つめ直し、ぜひ最適な媒体選びから始めてみてください。

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